Sosukeが最初に加わった時の役割は、Scenario Writerでした。物語の意味を保ちながら言葉のリズムと伝わり方を磨くことが中心で、コーポレートサイトのwordingにも関わる想定でした。この役割は、文章を仕上げる職能としては分かりやすい一方、動画、音楽、画像、3Dモデルなどのcreative contentを、誰がbusiness requirementから制作・配布まで責任を持って進めるのかという問いには答えていませんでした。
同時に、Narrativeの構造をつくるShioriと、言葉を磨くSosukeの間にwording handoffを置くと、messageの意図と最終表現を別々のroleが往復することになります。そこでWirohは、職能を単純に増やすのではなく、二つの境界を引き直しました。Narrative DesignからWritingまではShioriが一気通貫で持つ。一方、SosukeはScenario WriterではなくContent Directorとして、creative content領域のrequirement、制作・配布計画、User Story、branch、specialist handoff、結果統合を担うdomain leadになりました。
この変更は、新しい人格や上下関係をつくるものではありません。SosukeはYui、Ryomaと並ぶ三つのdomain leadの一つとして、creative domainを担当します。ShioriはAya、Manabu、Ikumi、Yasu、Ritsuと同じspecialist層にあり、NarrativeとWritingを担当します。creative contentの要件と配布を決める責任と、物語の構造と言葉をつくる責任を分けたことで、同じwordingを役割分担のためだけに二重化する必要がなくなりました。
Wirohはこの変更を、旧roleの否定ではなく、実際の仕事から見えた職能ギャップへの更新と捉えています。文章を磨く力はNarrative Designerの中に残し、Content Directorにはcreative productionを一つのdomainとして前へ進める責任を置く。名前を変えたのは肩書きを飾るためではなく、誰が何を決め、どこで合流するのかを、仕事の単位に合わせるためでした。